まだ週の半ばですが、今週のレッスンでは生徒さんに「自分の出した音をよく聴いて下さい」という言葉を、使う場面が多くありました。
子どもの生徒さんだけではなく、大人の生徒さんにも同じように言葉かけをしていますが、大抵の場合は、曲は良い感じになってきているけれども、間違えずに弾くことに集中しすぎていて、自分がどんな音で弾いているのかを意識していないように感じた時に声かけをしています。
ピアノ演奏は、プチパニックになってしまいそうな作業の連続で、鍵盤を打鍵した後の「音を聴く」という行為まで行うことは、かなり難しい事であるのはとてもよく分かります。
私自身も自分の音を客観的に聴けるよになったのは、ピアノを習い始めてから長い時間が経ったころです。
でも、「音を聴く」ということが少しづつ出来るようになってからの音楽の世界は、別次元のように感じました。
今まで関わってきた多くの生徒さんの中にも、そのことが良く分かるようになり、演奏に奥行きがでたり、立体的に聴こえてきたり、生徒さんがどのように表現したいのかが良く伝わる演奏になったりと、とても素敵な変化を見せてくれています。
「自分の音を聴くこと」は「音楽を探し続けている」ことに似ていて、自分の作りたい音楽の世界に近づくための作業なのだと思います。
聴くことが出来てくると、余裕が生まれますし、間をとることや流れを作ることもできるようになり、楽譜と鍵盤を必死で追いかけることから少しづつ解放されていきますので、積極的に取り組んでもらえると嬉しいです。
私も皆さんとのレッスンを、学びの延長のように感じながら、まだまだ成長していきたいと思っています✨
三島市 モチーフピアノ音楽教室
大切な聴く力
レッスン
